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きょう6日午前9時に、沖縄気象台で黄砂が観測されました。きのうの西日本に続き、日本列島で2日連続の観測です。

黄砂が飛来

きのう5日は高松や広島、福岡、鹿児島など西日本で黄砂が観測されましたが、きょう6日は沖縄に黄砂が飛来しています。午前9時に、沖縄気象台で黄砂が観測されました。視程は9キロメートルです。那覇では2021年4月に黄砂が観測されていますが、3月に黄砂が観測されるのは2012年以来10年ぶりのことです。

沖縄では今夜にかけて黄砂が飛来する予想です。黄砂が自動車や洗濯物に付着し、汚れることがありますので、注意が必要です。

なお、現在の黄砂の観測地点は全国で11地点(札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、鹿児島、那覇)となっています。

黄砂とは

黄砂現象とは、東アジアの砂漠域(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)や黄土地帯から強風により吹き上げられた多量の砂じん(砂やちり)が、上空の風によって運ばれ、浮遊しつつ降下する現象を指します。日本における黄砂現象は、春に観測されることが多く、時には空が黄褐色に煙ることがあります。