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あす5日の日の出前、東南東の空で水星と土星が大接近します。更に金星と火星も並んで見られます。3月最初の週末の天体ショーがどこで見られるか、各地の天気をまとめました。

低い空で大接近 東南東の空が開けた場所がおすすめ

あす5日の明け方前(日の出のおよそ30分前)に、東南東の空で水星と土星が大接近します。きのう3日ほどの大接近ではありませんが、両惑星がかなり近づきます。

【3月5日 日の出時刻】

・札幌市 午前6時5分

・仙台市 午前6時3分

・東京都心 午前6時6分

・名古屋市 午前6時17分

・大阪市 午前6時23分

・福岡市 午前6時42分

今回の大接近は東南東の非常に低い空で見られるので、東南東が開けた場所での観測がおすすめです。双眼鏡を使うとより見やすくなります。

また、水星と土星の少し右上(南東の空)には、金星と火星も並んで見られます。こちらの最接近は3月16日頃です。

太平洋側ほどチャンスあり

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あす5日の明け方の天気は、太平洋側を中心に晴れる所が多く、観測チャンスありです。前線の影響を受ける日本海側で雲が多くなりますが、北海道や東北は雲の合間から見られるかもしれません。北陸、山陰、九州北部は雨や雪が予想され、あいにくの天気となりそうです。

3月になっても朝はまだまだ冷え込みます。あす朝の予想最低気温は、北海道や東北は氷点下の所がほとんどで、関東から九州は3℃から5℃くらいの所が多いでしょう。観測する際はしっかり寒さ対策をしてください。