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きのう3日は、モンゴル付近で低気圧が発達しました。モンゴルでは、砂じん嵐を観測した地点がありました。あす5日は、黄砂が九州など西日本に飛来する可能性があります。

2月~5月は黄砂の季節 きのう3日はモンゴル付近で低気圧発達 砂じん嵐

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きのう3日は、モンゴル付近で、低気圧が発達しました。ゴビ砂漠付近では、黄砂等が観測され、視程が2キロ未満になった地点もありました。モンゴルでは、砂じん嵐を観測した地点がありました。

2月から5月は黄砂の季節です。黄砂現象とは、東アジアの砂漠域(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)や黄土地帯などから、強風により吹き上げられた多量の砂じん(砂やちり)が、上空1500メートル付近の西風に乗って運ばれ、浮遊しつつ降下する現象です。

あす5日 黄砂が飛来する可能性あり 上空の風が強く飛来しても一時的

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あす5日にかけて、低気圧は北海道に近づき、低気圧から延びる前線が、5日に日本付近を通過する見込みです。

今回、モンゴル付近で吹き上げられた砂じん(砂やちり)は、上空の西よりの風に乗って、5日の前線の通過後に、九州など西日本に飛来する可能性があります。日本に飛来すると、今シーズン初めてになります。上空1500メートル付近の風は、強めに吹くでしょう。このため、黄砂が飛来したとしても、一時的で、5日夜には解消する見込みです。