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この先、関東地方は寒暖差の激しい一週間になりそうです。あす24日(木)までは真冬並みの寒さですが、3月スタートは4月上旬並みの暖かさになる所もあるでしょう。桜が満開の頃の暖かさです。ただ、暖かくなると花粉が本格的に飛びますので、花粉症対策をなさってください。

真冬の寒さ ひとまずあす24日(木)まで

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あす24日(木)は冬型の気圧配置が続き、関東の平野部では乾燥した晴れの天気が続くでしょう。群馬県北部の山沿いでは、夕方まで雪の降る所がありそうです。積雪の多い地域では、なだれに注意が必要です。

最高気温は9℃前後の所が多く、真冬のような寒さが続くでしょう。北よりの風が強めに吹く所もあって、空気がより冷たく感じられそうです。2月も終わりに近づいていますが、厚手のコートが手放せません。

あさって25日(金)から28日(月) 春の暖かさへ

あさって25日(金)は高気圧に緩やかに覆われて、山沿いを含めて各地で晴れるでしょう。最高気温は10℃を超える所がほとんどで、風がおさまって、日差しの温もりを感じることができそうです。

26日(土)は、朝は冷え込みますが、日中は日差しとともに気温がグンと上がりそうです。最高気温は13℃くらいで、3月上旬並みの暖かさでしょう。真冬の寒さが続いていただけに、日差しが暖かく感じられそうです。

27日(日)も大体晴れて、最高気温は15度を超える所もありそうです。3月下旬並みで、桜が開花する頃の暖かさです。春の訪れを感じることができるでしょう。

28日(月)も日差しがたっぷりで、日向の下ではホッとできそうです。

ただ、昼間に気温が上がる日でも、朝晩は空気が冷たいため、服装選びは慎重になさってください。

3月 春本番の暖かさでスタート

3月1日(火)は、この先一週間の暖かさのピークです。東京都心では17度の予想で、桜が満開の頃の暖かさになるでしょう。コートが必要ないくらいです。

ただ、天気は下り坂です。午後は寒冷前線が通過するため、雨が降るでしょう。南よりの風が強まって、沿岸部を中心に横なぐりの雨になる所もありそうです。お出かけの際は雨具をご用意ください。

2日(水)は朝までは暖かい空気が残りますが、日中は日差しがあっても、気温があまり上がりません。風も南よりから北よりに変わって、気温の数字よりも空気がヒンヤリと感じられそうです。服装でうまく調整をなさってください。

その後は再び寒気が入ってくるため、また寒さが戻ってきそうです。体調管理にお気をつけください。

26日(土)以降 花粉症対策が必要に

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暖かくなると、気になるのが花粉です。気温が上がる26日(土)から本格的に飛びそうです。花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

① マスク

新型コロナウィルスの感染予防として使用している方が多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

② メガネ

メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

③ 一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。