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きょう23日(水)天皇誕生日も、日本海側は雪が続きます。北海道や北陸など、大雪の峠は越えましたが、あす24日(木)にかけて断続的に雪となり、更に積雪が増える所も。すでに新千歳空港など平年の3倍以上の積雪となっている所があります。引き続き、車の立ち往生など交通障害に注意が必要です。

大雪の峠越えるもまだ降り続く

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きょう23日、日本付近は西高東低の冬型の気圧配置が続き、強い寒気が流れ込んでいます。北海道や北陸など日本海側では大雪のピークは過ぎましたが、あす24日にかけて雪が続き、さらに積雪が増える所がありそうです。日中は平野部では降り方が弱まりますが、夜は再び強まり、山陰や近畿北部でも雪が続きそうです。

これまでの記録的な大雪で、日最深積雪(23日午前10時)は新千歳空港で123センチ(統計開始以来1位)と、平年の3倍以上の雪が積もっています。その他、新潟県津南町では409センチ、4メートル以上は、2006年の平成18年豪雪以来16年ぶり、新潟県湯沢町は315センチと、3メートル以上はこちらも2006年の平成18年豪雪以来16年ぶり、新潟県妙高市関山で311センチと、3メートル以上は2012年以来10年ぶりなどとなっています。

最新の「道路影響予測」によりますと、あす24日にかけて北日本や北陸を中心に、気象による道路影響リスクが高い所が多くなりそうです。最新の気象情報や交通情報を確認して、無理のないように、外出の予定や移動手段の変更なども検討なさってください。

なお、高速道路影響予測は、天気予報に基づく予測です。実際の規制状況は道路管理者等の発表を確認してください。

雪道で立ち往生してしまったら

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不要不急の外出は控えた方が安全ですが、もしも雪道で立ち往生してしまった場合は、一酸化炭素中毒に注意が必要です。

車が雪に埋まったときは、原則、エンジンを切りましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。窓を開けて換気しても、窓の開口量や風向きなどの条件によっては、一酸化炭素中毒の危険が高まることがあります。

防寒などでやむを得ずエンジンをかけるときは、マフラーが雪に埋まらないように、こまめにマフラーのまわりを除雪してください。雪道を運転する場合は、万が一に備えて、除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくとよいでしょう。