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九州は、今週中頃まで寒さが続きますが、その後、気温は上昇に転じ、週末以降は春の暖かさが訪れる見込みです。暖かな陽気で、スギ花粉の飛散が急増するおそれがありますので、花粉症の方はお気をつけ下さい。

今週中頃まで「厳しい余寒」続く

きょう21日、九州は冬型の気圧配置になっています。日中は晴れ間がでる所が多いですが、北より風が冷たいでしょう。夜遅くからあす22日(火)未明は九州北部で一時雪か雨が降る所がある見込みです。山沿いは積雪や路面の凍結にご注意下さい。

九州は、今週中頃まで寒気の影響を受けやすいでしょう。「立春」以降の寒さのことを「余寒」と言いますが、24日(木)ごろまで気温は平年を下回り、「厳しい余寒」が続く見込みです。

25日(金)からようやく気温は上昇に転じ、週末から一気に春の暖かさが訪れるでしょう。週末は気圧の谷の通過で一時雨が降る所がありますが、雨量は少ない見込みです。

スギ花粉の飛散急増へ

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今月これまで九州付近は寒気が流れ込みやすく、各地で気温は平年より低くなっています。この寒さの影響で、九州のスギ花粉の本格的な飛散は、例年に比べると全般にやや遅くなっています。

ただ、寒さのため抑えられていたスギ花粉は、今週後半の暖かさで、各地で飛散が急増する見込みです。そして、3月上旬ごろにかけて、九州のスギ花粉の飛散は最盛期を迎えるでしょう。

今後、スギ花粉が本格的に飛散しますので、花粉症の方は十分な花粉対策を行って下さい。