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23日(水)天皇誕生日にかけては、日本海側を中心に大雪が予想され、道路への影響の可能性が大きくなる所もあるでしょう。お出かけの際は、無理をせず、最新の気象情報や交通情報を確認してください。

大雪による「道路影響予測」 影響の可能性が大きいのはいつ?

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日本付近では、21日(月)は、冬型の気圧配置が強まるでしょう。この冬型の気圧配置は、23日(水)天皇誕生日にかけて続きそうです。

そのため、日本海側を中心に雪が続くでしょう。雪の降り方は強まったり弱まったりしますが、長い期間、降り続くため、道路への影響が長引きそうです。

北海道や東北は、日本海側を中心に、22日(火)午前中まで、影響の可能性が大きい状況が続くでしょう。22日(火)午後は、リスクが少し下がりますが、23日(水)も、また影響の可能性が大きい時間帯がありそうです。

北陸も、影響の可能性が大きいタイミングが、2回あるでしょう。まずは21日(月)いっぱい、そして22日(火)午後~23日(水)夕方です。

関東甲信は、関東北部や長野県で、21日(月)午後は、一時的に、リスクが高くなりそうです。

東海から中国地方も、雪雲の流れ込む所があるでしょう。こちらは、北陸から北ほどの大雪ではありませんが、朝晩の気温の低い時間帯は、路面の凍結など注意が必要です。

九州では、23日(水)になると、一段と雪が降りやすくなるため、道路への影響が大きくなる可能性があります。普段、あまり雪に慣れていない所ですので、少しの雪でも、スリップ事故などが発生するおそれがあります。十分お気をつけください。

なお、道路影響予測は、気象予測に基づく影響予測です。実際の規制状況は、道路管理者などの発表を、ご確認ください。

雪道運転 万が一に備えての安心グッズ

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雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。

(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの

暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。

(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯

長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。

(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン

バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。

(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ

除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。