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来週は寒気の影響で、日本海側は大雪や猛吹雪に警戒が必要です。太平洋側も厳しい寒さの日が多いでしょう。再来週になると、暖かな空気が流れ込み、一気に季節が進みそうです。

1週目(20日~26日) 日本海側は大雪の恐れ 太平洋側も寒さ続く

来週はまだ冬の天気分布となるでしょう。天気の注意・警戒ポイントは以下の通りです。

①20日(日)から21日(月)は北海道付近で低気圧が急発達する予想です。北海道と東北は大荒れの天気で、猛吹雪や吹きだまり、大雪による交通障害、暴風、高波に警戒が必要です。

②21日(月)から22日(火)頃にかけて冬型の気圧配置が強まり、寒気が流れ込む予想です。本州の日本海側も広く雪が降り、北陸を中心に警報級の大雪となる恐れがあります。交通機関への影響に注意、警戒が必要です。

③23日(水)以降は西から次第に冬型の気圧配置は緩み、日本海側の雪も降り方が弱まりそうです。

④最高気温・最低気温ともに平年並みか平年より低く、厳しい寒さの日が多いでしょう。太平洋側も冷たい北風が吹きつけて気温の数字より寒く感じられそうです。

2週目(27日から3月4日) 暖かな空気 春の兆し

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再来週になると、天気も気温の傾向も大きく変わりそうです。天気のポイントは以下の通りです。

①本州付近には暖かな空気が流れ込みやすくなり、東北の日本海側や北陸は雪ではなく、雨が降る日が増えるでしょう。平年を上回る積雪となっている所が多くなっています。屋根からの落雪や雪崩に注意が必要です。雪どけが進み、路面状況の悪化する所もあるでしょう。

②全国的に最高気温・最低気温ともに平年より高い日が多くなる予想です。関東以西では最高気温が15℃以上となる日もあるでしょう。春もののコートを準備しておくと良さそうです。

③関東から九州は春を感じられる日が多くなり、本格的な花粉シーズンとなります。花粉症の方は万全な対策をなさってください。

来週はまだ寒気が優勢で、日本海側は大雪、太平洋側は寒さが続きますが、再来週になると暖かな空気が流れ込み、季節が一気に前進するでしょう。季節の変わり目の時期、体調を崩さないようにお気をつけください。