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日本気象協会は、きょう(17日)「2022年春の花粉飛散予測 第4報」を発表しました。

東海地方では飛散量は例年と同じくらいかやや少なくなる予想です。

飛散開始はいつ?

スギ花粉の飛散開始は名古屋市周辺で2月24日ごろの予想です。

例年よりも1週間ほど遅くなるでしょう。

花芽が生長する1月~2月にかけては気温の低い日が多かったためです。

ピークはいつ?

スギ花粉は3月上旬から中旬、

ヒノキ花粉は4月上旬から中旬の予想です。

ピーク期はほぼ例年並みでしょう。

2月いっぱいは低温傾向が続く見通しですが、3月は気温が平年並みに戻るでしょう。

このため、ピークの時期は例年と比較して大きくずれることはない見通しです。

このため今季のスギ花粉は、飛散開始から間もなくしてピークとなるでしょう。

飛散量は?

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例年と比較すると、愛知県や岐阜県、静岡県ではやや少ない予想です。

三重県では例年並みでしょう。

これには昨年夏の気象が影響しているとみられます。

静岡県や岐阜県、愛知県では昨年夏に記録的な大雨となった所が多くなりました。

一方、三重県では東海地方の他県と比べると、極端な大雨になった所は少なくなりました。

このため、花芽の作られた量は、静岡県や岐阜県、愛知県では例年よりも少なく、三重県では例年と同程度となりました。

花粉 飛散開始とは?

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飛散開始日とは、1平方センチメートルあたり1個以上の花粉を2日連続して観測した場合の最初の日のことです。日本気象協会中部支社では、屋上に画像のような花粉捕集器を設置し、日々観測を実施しています。