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17日(木)頃は列島に強い寒気が流入。19日(土)と20日(日)は本州の南岸と日本海、2つの低気圧の影響で広範囲で雨や雪に。しばらく冬の寒さが続きそう。

前半:15日(火)~21日(月)

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あす15日(火)と16日(水)は、日本海で低気圧がほとんど停滞するでしょう。この低気圧は寒気を伴っていて、雪雲や雨雲が発達しやすくなります。特に影響を受けるのが、北陸を中心とした日本海側です。急に雪や雨の降り方が強まることもあり、落雷や突風などにご注意ください。

※発雷確率は雷が発生しやすい割合を示したもので、数字が大きくなるほど高くなります。

17日(木)は次第に冬型の気圧配置に変わり、全国的に北よりの冷たい風が吹きつけるでしょう。上空1500メートル付近はマイナス6℃以下(平地で降れば雪になる目安)の冷たい空気に、九州や四国、本州がすっぽりと覆われそうです。17日(木)にかけて日本海側では大雪や大しけとなるおそれがあり、晴れる太平洋側も真冬のような寒さとなるでしょう。

19日(土)~20日(日)は、本州の南と日本海を進む2つの低気圧の影響で、広い範囲で雨や雪が降りそうです。「2つ玉低気圧」と呼ばれるもので、影響がより広範囲に及び、全国的に荒れた天気となるでしょう。日本海側でも雪ではなく、雨の降る所が多くなりそうです。2つの低気圧が1つにまとまりながら発達して、東北や北海道の太平洋側に大雪をもたらす可能性があります。まだ予報には幅がありますので、最新の情報を確認してください。

後半:22日(火)~27日(日)

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短い周期で天気が変わるでしょう。24日(木)にかけては、沖縄では雨が降りそうです。九州から関東も、雨や雪の降る日がありそうです。北陸や東北、北海道の日本海側は雪が降りやすく、東北などでは太平洋側にも雪雲が流れ込むでしょう。広い範囲で晴れるのは、26日(土)となりそうです。

最高気温は平年並みか低い日がほとんどでしょう。24日(木)までは、仙台や福岡など、平年より5℃以上低い所がありそうです。関東から西では晴れても日中の気温は10℃に届かない所が多く、来週にかけて冬の寒さが続くでしょう。またスギ花粉の飛散量が増えてくる時期です。寒さ対策、花粉対策を万全にしてください。