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きょう14日、朝の通勤・通学時は、関東甲信を中心に路面の凍結に注意。日中は北海道から九州の広い範囲で晴れる見込み。沖縄は前線の影響で雨。

関東甲信の積雪の様子は

きょう(14日)は関東甲信から九州にかけての沿岸部を中心に雨や雪が降り、今朝は関東甲信を中心に積雪となっている所があります。

今朝(14日)午前5時現在の積雪は、山梨県富士河口湖町で29センチ、埼玉県秩父市で3センチ、水戸で2センチなどとなっています。東京都心や横浜、千葉などは午前5時現在、積雪は観測されていませんが、関東甲信は、平野部でも0℃近くまで気温が下がっている所や、標高の高い所では路面の凍結している所があります。朝の通勤・通学の際は、路面の凍結に注意が必要です。

路面の凍結 特に注意すべき所は

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雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。

① 橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。

② トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。

③ 交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。

④ 日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。

日中は天気回復 夜も路面の凍結に注意

関東甲信の雨や雪は、沿岸部では午前9時頃まで降る所がありますが、次第にやむ見込みです。日中は天気が回復して晴れるでしょう。ただ、積雪の多い所や日陰などは雪がとけきらずに夜間は再び凍結する所もありそうです。お帰りの際も車の運転や歩行の際は、路面状態にご注意ください。

東海から九州の沿岸部の雨や雪も次第にやみ、日中は天気が回復して、広い範囲で晴れる見込みです。最高気温は、10℃を超える所が多く、日差しが暖かいでしょう。

北陸や東北も、日中は晴れる所が多い見込みです。ただ、積雪の多い所では、なだれや屋根からの落雪に注意が必要です。北海道は昼頃まで雪の降る所がありますが、次第に晴れる所が多いでしょう。

沖縄は前線の影響で、昼過ぎにかけて雨が降る見込みです。