メイン画像
メイン画像

山梨県や長野県、関東の内陸では積雪となっている所があります。関東南部では降りだしは雨でしたが、雨から雪に変わってきました。このあと雪のエリアは広がりそうです。

内陸を中心に積雪

画像A
画像A

きょう10日、東海道沖の低気圧が東へ進んでいます。

関東甲信には広く雪雲や雨雲がかかっています。山梨県や長野県、関東の内陸部では積雪となっている所があります。午前8時の積雪は山梨県甲府市は3センチ、富士河口湖町は5センチ、埼玉県秩父市は4センチ、宇都宮市1センチとなっています。

関東南部では降りだしは雨の所が多くなりましたが、東京都八王子市などでは雨から雪に変わってきました。

午前8時現在、山梨県や長野県、群馬県、栃木県、埼玉県には大雪注意報が発表されています。また、東京多摩地方や神奈川県西部にも大雪注意報がでています。

雪のエリアが広がる

画像B
画像B

このあと、気温はさらに下がり、関東の平野部も雪のエリアが広がるでしょう。東京23区でも午後は積雪となる所がありそうです。帰宅時間帯ほど状況が悪化しますので、交通機関への影響に注意が必要です。すでに計画的・予防的通行止めを実施している道路もありますので、交通情報にご注意ください。

千葉県や茨城県南部など沿岸部では雨の降る所が多いですが、夜は雪がまじることもありそうです。積雪とはならなくても、冷え込みが強まり、路面が凍結する所がありますので、注意が必要です。

普段は雪の少ない所で「大雪」予想 特に注意すべき場所は?

画像C
画像C

普段、雪に慣れていない方が、雪道を歩く際、特に注意すべき所は4つあります。

1つめは、歩道橋の上や、橋の上です。地面と接していないので、地面からの熱が伝わりにくく、凍結しても溶けにくいのです。

2つめは、バスやタクシーの乗り降り場所です。人の乗り降りや、車のタイヤによって、雪が踏み固められると、滑りやすくなります。

3つめは、横断歩道です。多くの人や車が通ることで、雪が踏み固められやすくなるだけではありません。特に、白線部分は、水が染み込みにくく、薄い氷の膜が出来やすいのです。

4つめは、地下への出入り口や、建物への出入り口です。靴の底に付着していた雪が、出入り口付近に残っていることもあります。地下へ降りる時は、段差があるため、更に危険です。

久しぶりの雪ですが、これらの場所は、特に気を付けて、歩いてください。