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関東では、10日木曜、都心など平野部でも雪の可能性が出てきました。今回の特徴は、降水域のかかる時間が長いということで、低気圧の発達具合や寒気の程度によっては、関東甲信で大雪になることが考えられます。11日金曜も、影響が長引くおそれがありますので、3連休でお出かけという方は、最新の気象情報や交通情報を確認してください。

1月6日の大雪と 似た気圧配置に

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今週は、関東の平野部でも、雪に注意が必要です。

関東の平野部では、今シーズンの雪といえば、先月6日の大雪が記憶に新しいと思います。この日は、東京都心で最深積雪10センチを観測しました。

この時と同じような気圧配置が、10日木曜に予想されています。9日水曜~10日木曜は本州の南を「南岸低気圧」が進み、さらに10日木曜になると、関東沖で風がぶつかることによって、降水域が北へ広がり、関東の平野部に広くかかる予想です。

今回の雪 特徴は?

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今回の特徴は「降水域のかかる時間が長い」ということです。10日木曜は、ほぼ一日傘の出番で、気温が低い内陸部を中心に、降り出しから雪になるでしょう。低気圧の発達具合や、寒気の程度によっては、雪で降る時間が長くなり、関東甲信では雪の量が多くなるおそれがありますので、注意が必要です。

東京都心は、今のところ、降り出すタイミングは「雪」の可能性が高く、1月6日のように、冷たい空気を引きずり込むと、降りはじめから日中にかけて、ずっと雪で降ることも考えられます。

また、「降水域のかかる時間が長い」だけでなく、降水域のかかる時間が後ろにずれて、11日金曜まで、雪が長引く可能性もあります。関東の平野部では、少しの雪でも、交通機関に影響がでるおそれがありますので、ご注意ください。

さらに、たとえ雪ではなく、雨で降ったとしても、11日金曜朝の冷え込みで、濡れた路面が凍結するおそれがあります。

11日金曜「建国記念の日」は3連休初日ということで、お出かけを予定されている方は、最新の気象情報や交通情報を、確認してください。