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向こう1か月は、北海道の気温、降水量、日照時間、日本海側の降雪量はほぼ平年並みの見込みです。

最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。

1週目(2月5日~11日)この週末週明けは札幌で大雪?

今日(3日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。明日(4日)は冬型の気圧配置で上空の寒気も強く、日本海側を中心に雪の降る所が多いでしょう。局地的に雪の降り方が強まり、沿岸部などではふぶくこともある見込みです。明後日(5日)以降は冬型の気圧配置が続き、オホーツク海側と太平洋側では晴れる所があるでしょう。ただし、寒気の影響で日本海側などでは前半を中心に雪が降り、週末から週明けにかけては札幌などでもまとまった量の雪になる恐れがあります。札幌の週末は一日に複数回の雪かきが必要になり、積雪の量が増えて100センチに達する可能性があります。札幌で積雪が100センチ以上になると、2014年2月以来のこととなります。週明けには雪による渋滞も予想されるため、通勤や通学は時間に余裕を持って行動するのがよさそうです。

2週目(2月12日~18日)雪による事故に注意

2週目は冬型の気圧配置の強さは平年より弱く、高気圧に覆われやすいでしょう。日本海側では、平年に比べると曇りや雪の降る日が少ない見込みです。オホーツク海側と太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。平年では積雪のピークとなる時季を迎え、屋根からの落雪や雪下ろし中の事故などが増える頃となります。北海道では昨シーズンまでの過去5年間に雪による事故者が465名、亡くなった人は61名にも上ります。雪下ろしは複数で行い、落雪の恐れのある軒下に近づかない、など十分に注意して下さい。

3~4週目(2月19日~3月4日)変わりやすい路面状況

3週目、4週目は冬型の気圧配置の強さは平年よりやや弱い見込みです。日本海側では、平年と同様に曇りや雪の日が多いでしょう。オホーツク海側と太平洋側では、平年と同様に晴れる日が多い見込みです。気温は平年並みか高いでしょう。日中でもプラスの気温となる日も増えそうですが、日中にとけた雪が朝晩は凍結することもありそうです。道路は凸凹になり、橋の上などでは場所により朝晩を中心に凍結する恐れもまだあります。車のドライバーや歩行者は十分な注意が必要です。