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この先、日本付近は冬型の気圧配置が続き、寒気が居座り続ける「なべ底型」。北日本には大雪の目安の寒気が強弱を繰り返しながら流れ込み、大雪や厳寒の影響が長引く予想。目先、要注意なのがあす30日~31日と、2月2日~5日頃。日本海側を中心に更に積雪が増えるおそれ。交通障害などに注意が必要です。

寒気の底 30日~31日

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この先、日本付近は冬型の気圧配置が続き、降れば平地で雪の目安(上空1500メートル付近でマイナス6℃以下)の寒気がなべの底のように本州に居座り続ける「なべ底型」に。

北日本には大雪の目安の寒気(上空5000メートル付近でマイナス36℃以下)が強弱を繰り返しながら流れ込み、大雪や厳寒の影響が長引く予想。目先、要注意なのがあす30日~31日。北海道付近にはマイナス42℃以下の非常に強い寒気が流れ込みます。この時期、上空5000メートル付近の平年は、札幌でマイナス35℃くらいですが、あす30日~31日は札幌でもマイナス40℃以下の寒気が流れ込みます。北日本の日本海側や北陸を中心に更に積雪が増えるおそれ。青森県の津軽と下北、上北では、30日昼前から夜遅くにかけて、平地を中心に警報級の大雪となる可能性があります。大雪による交通障害に注意・警戒してください。

また、北海道は全道で真冬日(最高気温が0℃未満)となり、札幌は最高気温が氷点下6℃と、今季最低の予想です。防寒対策は万全に行いましょう。

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2月 度々強い寒気

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2月のスタートは、日本海から北陸付近へ低気圧が進み、次第に冬型の気圧配置へ。2日は日本海側は広く雪で、北陸や新潟で雪が強まる予想です。その後、5日にかけて冬型の気圧配置が続き、特に、4日~5日にかけて冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が南下する見込みです。

この先、2月上旬にかけて強弱を繰り返しながら、強い寒気が南下する予想です。日本海側を中心に更に積雪が増え、立ち往生など交通障害のリスクが高くなります。最新の気象情報や交通情報を、こまめにチェックして下さい。