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1月最後の土日は、日本海側では雪や風が強まり、北海道を中心に道路への影響が大きくなるでしょう。いま一度、冬の装備を確認するとともに、車の運転は、いつも以上に慎重にしてください。

「気象による道路影響リスク」北海道を中心に高い予想

この土日は、北日本を中心に、寒気が次々に流れ込むでしょう。

そのため、日本海側では雪が強まり、大雪になる所がありそうです。山沿いを中心に、積雪が増えますので、路面が凍結するだけでなく、積もった雪によって、道路の道幅が狭くなるおそれがあります。雪崩や屋根から落ちる雪にも、注意が必要です。

また、北海道を中心に、風も強まるでしょう。ふぶきで見通しが悪くなるおそれもあります。車の運転は、いつも以上に慎重にしてください。

最新の「道路影響予測」によりますと、北海道や東北は、28日(金)夜以降、気象による道路への影響が続く可能性があります。特に北海道では、29日(土)夜から30日(日)夕方にかけて、「気象による道路影響リスク」が「大」と予想されています。また、北陸では30日(日)になると、道路に影響がでる可能性が高くなりそうです。

普段、雪に慣れている所でも、いま一度、冬の装備を確認するとともに、道路ごとの詳細な情報は「各地の道路の気象影響予測」も参考にしてください。

雪道運転 万が一に備えての安心グッズ

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雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。

①防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの

暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。

②飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯

長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。

③ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン

バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。

④軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ

除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。