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2月が近づき、花粉シーズンが迫っています。スギ花粉は、飛散開始と認められる前から、わずかな量が飛びはじめますので、敏感な方は注意が必要です。本格的な花粉の飛散に備えて、早めの対策を心がけてください。

スギ花粉 飛びはじめはいつ? 早めの対策を

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まもなく2月ということで、今年も花粉の時期が近づいてきました。

スギ花粉の飛散開始は、九州から東北まで、例年並みでしょう。2月上旬に九州や四国、中国、東海、関東の一部から花粉シーズンがスタートする見込みで、スギ花粉の飛びはじめは、福岡は2月9日、東京は2月11日などと予想されています。

「花粉の飛散開始日」とは、1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を、2日連続して観測した場合の最初の日ですが、スギ花粉は、飛散開始と認められる前から、わずかな量が飛びはじめます。2月上旬に飛散開始が予測される地域では、1月のうちから早めに花粉対策を始めるとよいでしょう。

週間花粉情報を見ますと、東京は、この先1週間は「少ない」予想ですが、花粉に敏感な方は、そろそろ対策を心がけてください。

外出時の花粉対策

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花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

①マスク

新型コロナウィルスの感染予防として使用している方が大勢いらっしゃるとかと思いますが、マスクを使うと、花粉を吸いこむ量も、およそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

②メガネ

メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

③一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。