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24日、東京都心からダイヤモンド富士が見られました。29日にかけて「ダイヤモンド富士」を見られるチャンスがあります。

日の入り前の太陽 富士山山頂付近でダイヤのように

きょう24日午後4時40分ごろ、東京都豊島区の池袋サンシャイン60から、富士山とダイヤのように輝く美しい夕日のコラボレーションが見られました(撮影:佐々木絵梨気象予報士)。

「ダイヤモンド富士」とは、富士山の山頂付近から朝日が昇る瞬間、または富士山の山頂付近に夕日が沈む瞬間に、太陽と富士山の山頂が重なって、太陽がダイヤモンドのように輝いて見える現象のことです。富士山の西側では朝日が昇る瞬間、東側では夕日が沈む瞬間になります。

ダイヤモンド富士が見られる条件は、①富士山が東か西の方向に見える場所であること、②富士山の方角が晴れていること、の2つで、この条件がそろえばダイヤモンド富士を見ることができます。

東京都豊島区の池袋サンシャイン60では29日まで見られます。東京都心やその周辺では、2月中旬頃まで見られる日があります。

天気は?

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25日午後は、東海や関東甲信付近は、東海道沖から近づく気圧の谷の影響で、次第に雲が広がり、雨や雪が降り出すでしょう。ダイヤモンド富士の鑑賞は、あいにくの天気になりそうです。

26日の雪マークは、明け方にかけてです。朝から夕方にかけて日差しが届くでしょう。27日から29日は晴れ間が出る日が続く見込みです。ダイヤモンド富士の鑑賞によい条件といえそうです。