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24日(月)の関東は次第に晴れますが、天気や気温のポイントが3つあります。1つめは空気が乾くこと、2つめは沿岸部で風が強まること、3つめは南部を中心に真冬らしい寒さになることです。火の取り扱いに注意するとともに、昼間もしっかり暖かくしてお過ごしください。

ポイント1「空気が乾燥」

24日(月)の関東は、天気は回復へ向かうでしょう。昼頃から、次第に広く晴れる見込みです。

そこで、ポイントが3つあります。1つめは、広い範囲で、空気が乾くことです。

23日(日)の夜は、千葉県など沿岸部で雨が降りましたが、空気をしっかり潤すほどではありませんでした。さらに、24日(月)は、昼頃から日差しが降り注ぐため、空気がカラカラに乾くでしょう。

24日(月)6時現在、関東の広い範囲に「乾燥注意報」が発表されています。火の取り扱いに注意するとともに、お肌や喉の乾燥対策も心がけてください。

また、空気が乾燥すると、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの、飛沫感染のリスクが高まるおそれがあります。換気をしながら加湿することも重要です。加湿器を使うだけでなく、洗濯物や濡らしたタオルなどを部屋の中に干すだけでも、室内の湿度を上げることができます。

ポイント2「沿岸部は強風」

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ポイントの2つめは、沿岸部を中心に、風が強まることです。

24日(月)21時の予想天気図を見ますと、低気圧や前線は東へ遠ざかりますが、日本付近は、等圧線の間隔が次第に狭くなるでしょう。等圧線の間隔が狭くなればなるほど、風が強く吹くことを表しています。

関東でも、沿岸部を中心に、北よりの風が強まるでしょう。茨城県や千葉県の沿岸部では、北風が強く吹く所もありそうです。24日(月)6時現在、茨城県や千葉県、神奈川県など、関東の沿岸部には「強風注意報」の発表されている所があります。風の強い状態は、夜にかけて続きますので、ご注意ください。

ポイント3「関東南部中心に 真冬らしい寒さ」

ポイント3つめは、関東南部を中心に、真冬らしい寒さになることです。

24日(月)の最高気温は、10℃前後まで上がる所が多いでしょう。東京や横浜は、1週間ぶりに10℃以上の予想です。23日(日)に比べると気温の上がる所が多いですが、それでも関東南部を中心に平年並みでしょう。

ちなみに、平年の値をみると、東京では、最低気温・最高気温とも「年間で最も低い」のは、ちょうど今頃です。

さらに、「真冬らしい寒さ」になるだけでなく、北風が強まるため、風の冷たさも加わるでしょう。風速が1メートル強まると、体感温度は1℃下がると言われています。気温の数字よりも寒く感じられますので、体調を崩さないよう、防寒対策をしっかりして、お過ごしください。