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関東は今週末にかけては冬晴れの日が多く、厳しい寒さが続くでしょう。週明けは南岸低気圧の動向に注意が必要です。

19日の天気

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きょう19日は冬型の気圧配置は緩みますが、寒気が居座るでしょう。

関東は、晴れ間が広がりそうです。ただ、気圧の谷や湿った空気の影響で、夕方以降は関東北部の山地だけでなく、神奈川県の山地にも雪雲がかかるでしょう。

最高気温は8℃ほどで、昨日18日と同じくらいでしょう。昨日と比べると冷たい北風は弱まりますが、真冬並みの厳しい寒さが続きます。しっかりと寒さ対策をしてお過ごしください。

しばらく寒さが続く 週明けは冷たい雨や雪

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23日(日)にかけては冬晴れとなるでしょう。空気の乾燥した状態が続きそうです。最高気温は10℃に届かない日が多く、真冬の厳しい寒さが続くでしょう。

大きく天気が変わるのが、週明け24日(月)からです。24日(月)から26日(水)にかけては、本州の南を低気圧が進む予想です。昨日18日の予想に比べて、降水域が北へ広がり、関東にもしっかりと雨雲や雪雲がかかる予想に変わってきました。まだ、予想に幅があるような状況ですが、今のところ、関東の平野部では冷たい雨が降り、雪が降るのは、標高の高い所が中心となりそうです。

低気圧の動向に注意

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関東の天気は、南側の沿岸部を進む「南岸低気圧」の進路次第で、大きく変わります。パターンは3つ、挙げられます。

①南岸低気圧が八丈島の北を進む場合、関東には低気圧の降水域がかかり、暖かい空気も流れ込みます。そのため降るものが雪ではなく、雨になりやすいのです。

②南岸低気圧が八丈島の少し南を進む場合、関東には降水域がかかる一方、北から冷たい空気を引き込みます。そのため雪が降りやすく、時には大雪になるのです。

③南岸低気圧が八丈島の南を進む場合、降水域そのものが、関東の陸地まで届かず、雪も雨も降らないことが多くなります。ただ、冷たい空気が南下するため、関東では、雲が広がりやすくなるのです。

南岸低気圧の進路と八丈島の位置関係は、関東の雪を予報する目安の一つではありますが、決め手はこれだけではありません。関東で大雪になるかどうかは、低気圧の発達度合い、進む速度、気温の低下、湿った空気の流れ込みなどで変わります。(①のように雨でも、降り方が強まると、周囲の空気が冷やされて雪に変わることもあります。)

24日(月)から26日(水)も、まだ予想にバラつきがあるような状況です。最新の天気予報をこまめに確認してください。