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東京都心は、きょう18日(火)で1週間連続、乾燥注意報発表中。今週末にかけて空気が乾燥、静電気バチバチが続きます。そこで、静電気を防ぐコーディネートなどをご紹介します。

東京都心 1週間連続 乾燥注意報発表中

日本付近は冬型の気圧配置の日が多く、日本海側は広く雪が降る一方、関東など太平洋側では空っ風が吹きぬけ、空気の乾燥した状態が続いています。東京都心は、1月12日~きょう(18日)まで1週間連続で乾燥注意報が発表中です。きょう(18日)は、きのう(17日)以上に、朝から湿度が大きく下がっています。

【東京 最小湿度】

きのう(17日)午前6時 75%→きょう(18日)午前6時 43%

18日午前10時には30%台まで下がってきています。午後は北風がビュービュー強まりますので、火の元には十分に注意して下さい。

また、空気の乾燥が続くと、多くなるのが静電気。セーターを脱ぐ時にパチパチ!スカートとストッキングの間でパチパチ!冬は、この静電気に悩まされる方も多いと思います。

静電気を防ぐポイント

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静電気が発生しやすい条件は、「乾燥」と「摩擦」です。冬は空気が乾燥しやすい上に、防寒対策で重ね着をする人が多いので、服と服がこすれて摩擦が生じ、静電気が発生しやすくなります。

衣類は、素材によってマイナスの電気を帯びやすいものと、プラスの電気を帯びやすいものがあります。マイナスの電気を帯びやすい素材は、アクリルやポリエステルなど。冬によく着られるフリースは、ポリエステルの起毛素材なのでマイナスのグループです。一方、ナイロンやウールは、プラスの電気を帯びやすい素材です。同じグループ同士は、静電気が起きにくいと言われています。

つまり、静電気の発生を防ぐには、服の素材を見て、マイナスとマイナス、プラスとプラス、それぞれ同じグループの組み合わせをすることがポイントになります。

静電気を防ぐコーディネイト

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静電気を防ぐコーディネイトについて、一例をご紹介します。左側はマイナスのグループ同士を合わせたコーディネイトです。暖かいポリエステル素材のボアコートの中には、アクリル素材のニットワンピースを合わせるとパチパチが防げます。右側はプラスのグループ同士を合わせたコーディネイトです。ウールのニットには、同じウールのコートを羽織り、ナイロンのスカートを合わせると、静電気が起こりにくくなります。また、スカートがタイツにまとわりつくのも悩みのひとつですよね。こちらも、同じグループの組み合わせがポイントです。ポリエステル素材のスカートはマイナスグループなので、同じマイナスグループのアクリル素材のタイツを。プラスのウールには、綿混素材のタイツを合わせるとベターです。また、綿や絹、麻などの天然素材は、帯電しにくいので、うまく取り入れたいですね。

素材の特性を知ることで、静電気の発生を少しでも防ぐことができます。寒い冬を暖かく、快適に過ごすために、重ね着のコツを是非、参考にしてみて下さい。