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きょう12日(水)の関東地方は天気回復。日中は晴れて日差しがたっぷりでしょう。ただ、冷たい北風が強く吹き、日差しの温もりより、北風に軍配となりそうです。また、再び空気が乾燥します。火の元には十分に注意しましょう。

太陽より北風に軍配

きょう12日の関東地方は、きのう11日の冷たい雨から一転、朝から晴れて日差したっぷり。きょうは、平野部では天気の崩れはないでしょう。群馬県みなかみ町や栃木県の日光市など北部の山沿いでは、雪が降ったりやんだりとなりそうです。

12日午前7時現在の積雪は、群馬県みなかみ町藤原で150センチ(平年比143%)、草津町で53センチ(平年比129%)、栃木県日光市土呂部で41センチ(平年比132%)、那須高原で26センチ(平年比217%)と、平年を上回る積雪となっています。峠を越える車は、冬装備を万全にしましょう。

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日差したっぷりの平野部でも、気温の上がり方は鈍いでしょう。日本付近は冬型の気圧配置が強まり、降れば雪となる目安の寒気(上空1500メートル付近でマイナス6℃以下)に、関東地方は広く覆われます。

最高気温は、きのう(11日)よりは少し高くなりますが、それでも8℃前後と10℃に届かず、一桁の所が多いでしょう。冷たい北風が強く吹き、体感温度は更に低く感じられそうです。

風速が1メートル強まると、体感温度は1℃低くなると言われています。きょう12日の東京は、平均5メートルくらいの風が日中吹く予想ですから、体感温度は5℃くらいの予想。一番厚手のコートで、暖かくしてお出かけ下さい。

また、再び空気がカラカラに乾く予想です。北風も強まるため、火災が起こりやすい気象条件となります。火の元には十分に注意しましょう。