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けさ7日の関東は、氷点下の冷え込みになっている所が多く、路面の凍結による事故や転倒に注意が必要です。

氷点下の冷え込み

きょう7日(金)午前6時の気温は、東京都心でマイナス3.1℃、横浜はマイナス0.5℃、千葉はマイナス1.7℃、水戸はマイナス3.8℃など、氷点下の冷え込みになっています。沿岸部の雪はやんでいますが、午前6時の積雪は東京都心で8センチと、路面が凍結していることが考えられます。

大雪のあと 事故や転倒に注意

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きょう7日(金)の関東は、広く晴れるでしょう。ただ、日差しがあっても最高気温は8℃前後と、あまり上がりません。冷たい北よりの風がやや強く吹いて、厳しい寒さが続きそうです。雪に慣れていない地域で大雪になったため、天気が回復しても気を付けたいのが、車のスリップ事故や転倒などです。

歩道などは雪が踏み固められて、滑りやすくなっている所もあります。靴底に溝がついている運動靴などをはくと良いでしょう。歩き方のポイントは歩幅を小さくして、地面に垂直に足を踏み出し、重心はやや前において、足の裏全体を路面につけて歩きましょう。ゆっくりとペンギンのような歩き方を心がけてください。

路面の凍結 特に注意すべき所は

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雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。

①橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。

②トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。

③交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。

④日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。