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向こう1か月は、気温が平年並みか高く、日本海側の降雪量は平年並みの見込みです。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。

1週目(1月8日~14日) 3連休の天気はどうなる?

今日(6日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。明日(7日)は道南や道央などで雪が降るでしょう。3連休は、8日は道北や道央を中心に雪の降る所がありますが、大雪にはならない見込みです。9日と10日は道東などで晴れる他は雲が広がりやすいですが、天気の大きな崩れはなさそうです。冬の北海道としては割合穏やかに経過して、成人の日を迎えることができるでしょう。11日と12日は気圧の谷が通過した後、冬型の気圧配置となる見込みです。各地で雪が降り、局地的に雪の量が多くなる可能性があります。13日から14日も日本海側などで雪の降る所があるでしょう。この期間の気温は、ほぼ平年並みで経過する見込みです。

2週目(1月15日~21日) 低気圧が発達して通過することも

冬型の気圧配置は平年より弱く、低気圧の影響を受けやすくなるでしょう。日本海側とオホーツク海側では平年と同様に曇りや雪の日が多くなりそうです。太平洋側では平年に比べて晴れる日が少なく、降水量も平年並みか多いでしょう。低気圧が急速に発達しながら北海道付近を通過すると、大雪やふぶきとなることもあるため、常に最新の気象情報を確認するようにして下さい。気温は平年並みか高くなるため、屋根からの落雪に注意が必要です。歩行者は軒先から離れて歩くとよいでしょう。また、屋根の雪下ろしを行う際は複数人で作業して下さい。

3~4週目(1月22日~2月4日) 除雪中の事故に注意

冬型の気圧配置の強さは、平年と同様になる見込みです。日本海側とオホーツク海側は、平年と同様に曇りや雪の降る日が多いでしょう。太平洋側では晴れる日が多くなりそうです。この時季になると、住宅街の除雪や排雪の行われる所が多くなります。大型の重機やダンプカーが生活道路で作業する時には、車も歩行者も事故のないように注意して下さい。気温はほぼ平年並みで、一年で最も寒い時季となるため、体調の管理にも注意が必要です。