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最新の予報によりますと、関東では雪の降る時間が長くなり、大雪の予報に変わりました。警報級の大雪になる可能性もありますので、交通機関への影響や路面の凍結に、注意や警戒が必要です。

関東南部 大雪のおそれ

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6日の関東は、午前中から、雪の範囲が広がってきています。9時には、千葉県銚子市や館山市で「雪」、勝浦市で「弱い雪」を観測したほか、10時には羽田空港や成田空港で「弱い雪」を観測しました。

関東では、この後、6日夜遅くにかけて雪や雨が降るでしょう。気温が低く、湿度も低いので、雨ではなく雪で降る可能性が高くなっています。最新の予報では、降る量が多くなり、関東南部で大雪となる所がありそうです。

6日12時から7日12時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、関東地方南部の山地10センチ、関東南部の平地5センチとなっています。

なお、東京23区でも5センチの積雪となる所がありそうです。

また、予想より降水量が多く、気温が低くなった場合には、警報級の大雪となる可能性があります。

大雪による交通への影響が心配されますし、路面の凍結に注意・警戒が必要です。電線や樹木への着雪にも、ご注意ください。

普段は雪の少ない所で「大雪」予想 特に注意すべき場所は?

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普段、雪に慣れていない方が、雪道を歩く際、特に注意すべき所は4つあります。

1つめは、歩道橋の上や、橋の上です。地面と接していないので、地面からの熱が伝わりにくく、凍結しても溶けにくいのです。

2つめは、バスやタクシーの乗り降り場所です。人の乗り降りや、車のタイヤによって、雪が踏み固められると、滑りやすくなります。

3つめは、横断歩道です。多くの人や車が通ることで、雪が踏み固められやすくなるだけではありません。特に、白線部分は、水が染み込みにくく、薄い氷の膜が出来やすいのです。

4つめは、地下への出入り口や、建物への出入り口です。靴の底に付着していた雪が、出入り口付近に残っていることもあります。地下へ降りる時は、段差があるため、更に危険です。

久しぶりの大雪ですが、これらの場所は、特に気を付けて、歩いてください。