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けさ父島近海を震源とし、最大震度5強を観測した小笠原村では、8日(土)までは晴れ間はありますが、9日(日)と10日(月)は雨が降りそうです。地震によって地盤が緩んでいる可能性があり、少しの雨でも土砂災害の危険もありますので注意が必要です。

9日と10日は雨か?

きょう4日(火)6時9分ごろに父島近海を震源とする、最大震度5強の地震がありました。震源に近い父島の今後の天気ですが、8日(土)までは、雲の広がる日もありますが、晴れ間のでる日が多いでしょう。気圧の谷が通過する9日(日)と10日(月)は、雨が降りそうです。地震によって地盤が緩んでいる可能性があります。少しの雨でも土砂災害の危険もありますので注意が必要です。最高気温は20度前後の日が続きますが、8日(土)は、平年より3度ほど低い18度の予想です。

なお、今回の地震により、気象庁は大雨警報や大雨注意報の発表基準(土砂雨量指数基準)と土砂災害警戒情報の発表基準を通常より引き下げて運用しています。

土砂災害の前兆

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土砂災害の前兆現象と思われるものがあるときや、いつもと違う不安を感じたときは、避難指示などがなくても早めに土砂災害警戒区域・危険箇所から外に出るようにしましょう。

土砂災害は発災してから避難しようとしても、間に合いません。冷静に判断できるうちに、早めの避難行動をとってください。

避難に時間を要する方は、「高齢者等避難」が発令された時点で避難を始めるのが良いでしょう。