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北海道では、2日(日)夜~3日(月)朝は、雪や風が強まりました。層雲峡は6時間で30センチの雪が降り、えりも岬では最大瞬間風速35.2メートルを観測しました。3日(月)の日中も、猛ふぶき・暴風・大雪に警戒が必要です。

北海道 雪や風が強まった

低気圧が発達しながら北海道の北へ進んだため、北海道では2日(日)夜~3日(月)朝は、雪雲が次々に流れこみました。

層雲峡では、午前2時までの6時間に30センチの雪が降りました。午前8時までの最深積雪が北海道で最も多かったのは、幌加内町朱鞠内で158センチ(午前4時観測)でした。

また、沿岸部を中心に風も強まり、えりも岬では午前3時53分に、最大瞬間風速35.2メートルを観測しました。

北海道では、3日(月)日中も、日本海側は局地的に雪の降り方が強まり、積雪がさらに増えるでしょう。上川中部では昼前にかけて大雪による交通への影響が心配されますので、警戒が必要です。

また、風の強い状態も続くでしょう。猛ふぶきや暴風にも、引き続き警戒してください。

雪道で立ち往生 一酸化炭素中毒に注意を

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もしも雪道で立ち往生してしまった場合、一酸化炭素中毒に注意が必要です。

車が雪に埋まったときは、原則、エンジンを切りましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。窓を開けて換気しても、窓の開口量や風向きなどの条件によっては、一酸化炭素中毒の危険が高まることがあります。

防寒などでやむを得ずエンジンをかけるときは、マフラーが雪に埋まらないように、こまめにマフラーのまわりを除雪してください。雪道を運転する場合は、万が一に備えて、除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくとよいでしょう。