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北海道や東北では3日(月)~5日(水)は、気象による交通機関への影響が心配され、5日(水)は北陸や中国地方でも、道路影響のリスクが高まる予想です。積雪や路面の凍結などに、十分ご注意ください。

「気象による道路影響リスク」高い所も

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3日(月)は、北海道では日本海側を中心に、猛ふぶきや大雪になるでしょう。東北も、日本海側を中心に雪や風が強く、ふぶく所もありそうです。北陸は断続的に雪や雨が降るでしょう。一方、関東から西の太平洋側は、広く晴れる見込みです。

4日(火)から5日(水)にかけても、北海道や東北では、雪や風の強い状態が続くでしょう。

一方、大雪の警戒エリアが南下し、北陸や中国地方では、4日(火)から雪が強まり、5日(水)にかけて、積雪が一気に増えそうです。関東甲信でも、長野県では北部を中心に、3日(月)夜から5日(水)朝にかけて雪が降り、大雪になるでしょう。雪雲の一部は、群馬県や栃木県の標高の高い所にも、流れ込みそうです。

最新の「道路影響予測」によりますと、北海道や東北では、5日(水)にかけて、「気象による道路影響リスク」が「大」と予想されています。北陸や中国地方でも、5日(水)は交通機関に影響がでる可能性が高くなりそうです。

この期間、お正月休みで帰省されていて、Uターンのため移動を予定している方や、仕事始めの方もいらっしゃるかと思います。大雪、猛ふぶきや吹きだまりによる交通への影響が心配されますので、時間に余裕を持った行動を心がけるとともに、最新の気象情報や交通情報を確認してください。

また、路面の凍結する所もあるでしょう。車は冬の装備で、雪道の運転が心配な場合は、公共交通機関を使うようにしてください。

道路ごとの詳細な情報は、「道路の気象影響予測」も参考にしてください。

冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」

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この時期、車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。

①冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。

②ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。

③時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。

④時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。

⑤こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。

5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。