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北海道と本州の日本海側を中心に、正月早々ドカ雪に。2メートルから3メートル近い積雪の所も。路面状況が悪くなっている所もあるため、車の運転は慎重に。

積雪1メートル以上続出 太平洋側にも雪雲

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きのう(12月31日)からきょう1月1日にかけて、冬型の気圧配置が強まり、北海道と東北の日本海側、北陸から山陰を中心に雪が降っています。北海道恵庭市下島松では正午までの3時間に18センチと降雪が強まりました。また、群馬県みなかみ町藤原では、午前11時までの3時間に14センチと強い雪が降り、午前11時には積雪が172センチとなりました。

また青森県八甲田山系の酸ヶ湯では積雪が午前10時に285センチまで増え、3メートルに迫るほどに。新潟県に近い福島県桧枝岐村では午前10時には積雪が178センチと、今シーズンこれまでで一番の積雪となりました。

さらに太平洋側にも雪雲が流れ込んでいます。東北の太平洋側の仙台市では、午前5時、6時に4センチ、福島市では、午前10時には33センチまで積雪が増え、再び大雪となっています。

路面状況悪化 車の運転に注意

午後は次第に冬型の気圧配置が西から緩むでしょう。北陸から山陰にかけては、次第に雪がやみそうです。北海道や東北も、雪の降り方は小康状態になりそうです。ただ、路面状況が悪くなっている所が多くなっています。

帰省などで、普段雪道に慣れていない方はもちろんですが、雪道に慣れている方でも、車の運転には十分に注意する必要があります。

裏道や細い道など、除雪など追いついていない道路もあり、積雪や路面の凍結を繰り返したことで、まるでデコボコ道を走っているかのように路面状況が悪くなっている所もあります。

また、緩やかな坂道などでも赤信号でブレーキをかけた際にスリップしたり、停車できなかったりと危険な状況になり、車の立ち往生など発生するおそれもあります。前の車との間隔は十分に空けて、車の運転には慎重に行うようにしてください。