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2022年の幕開けを飾る「初日の出」。日の出の時間帯、太平洋側では晴れる所が多くなりそうですが、極寒が予想されます。初日の出を拝む際は、一番暖かい服装を心がけてください。

「初日の出」どこで見られる?

2021年も、残りわずか。来るべき2022年の幕開けを飾る「初日の出」をどこで見られるか、気になる方もいらっしゃるかと思います。

今のところ、年越し寒波の影響で、北海道や本州の日本海側では、広い範囲で雪が降るでしょう。「初日の出」を見るにはあいにくの天気となりそうです。

一方、北海道の太平洋側や本州の太平洋側、四国、九州では晴れる所が多い見込みです。こちらは「初日の出」を見られる可能性が高くなっています。

「初日の出」時刻はいつ?

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「初日の出」の時刻ですが、札幌は7時6分、仙台は6時53分、東京は6時51分、名古屋は7時1分、大阪は7時5分、広島は7時16分、高知は7時10分、福岡は7時23分、那覇は7時17分です。

なお、国立天文台によりますと、日本の領土で最も早く「初日の出」となるのは、南鳥島の5時27分ですが、人は定住していません。人が住んでいる場所で最も早い「初日の出」は、小笠原諸島の母島で6時20分です。

北海道・本州、四国、九州の平地で最も早く「初日の出」となるのは、千葉県犬吠埼で6時46分。

また、標高が高ければ、東にある平地よりもずっと早く「初日の出」を見ることができるので、北海道・本州・四国・九州の中で最も早く「初日の出」を見ることができるのは、富士山頂(標高3776メートル)の6時42分です。

「初日の出」の時間帯 どれくらい寒い?

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ただ、この年末年始は、年越し寒波が襲来します。晴れる所では、「初日の出」の時間帯は、ちょうど「最低気温が観測される時間帯」と重なる所が多いでしょう。

元日の予想最低気温を見ますと、仙台は氷点下4度、東京や名古屋は氷点下1度、大阪は1度の予想です。気温が低いだけでなく、風の冷たさも加わるでしょう。風速が1メートル強まると、体感温度は1度下がると言われていますので、予想最低気温の数字よりも寒く感じられそうです。

凍える寒さとなりますので、「初日の出」を拝む際は、一番暖かい服装を選ぶなど、万全な寒さ対策を心がけてください。

また、年越し寒波の影響で、全国的に極寒になるだけでなく、日本海側では雪や風が強まるでしょう。山では大雪や猛ふぶきが予想されます。ご来光を見るために登山をするのは、非常に危険な状況です。「初日の出」登山は、無理をしないで、予定の見直しも視野に入れてください。