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きょう29日(水)、日本海側は広く雪か雨が降り、雷を伴う所も。太平洋側も夜は雨の降る所がありそう。厳しい寒さは和らぐものの、積雪の多い所では、なだれや屋根からの落雪に注意が必要。除雪作業は、必ず2人以上で、安全を確保して行ってください。

29日 日本海側は雪か雨 太平洋側も夜は雨の所も

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きょう29日(水)、日本付近は気圧の谷の影響を受ける見込みです。

このため、東北から九州にかけての日本海側は雨か雪の降る所が多いでしょう。大気の状態が不安定となるため、雷を伴う所もありそうです。

積雪の多い所に雨が降ると、路面状況が悪くなる恐れがあります。年末の帰省などで、車を運転される際は、スリップなどに注意してください。

太平洋側は、日中晴れ間が出ますが、夜は所々で雨が降り、東北では雪の降る所もあるでしょう。お出かけの際は、雨具があると安心です。

また、北海道は、前線を伴った低気圧が近づくため、雪の降る所が多く、次第に風が強まるでしょう。

昼間の寒さは和らぐ なだれや屋根からの落雪に注意

最高気温は、全国的にきのう28日(火)より高く、この時期らしい気温となりそうです。

東京都心や大阪、福岡では、4日ぶりに10℃を超える見込みです。日中の寒さは和らぎ、晴れる所では、日差しが暖かく感じられるでしょう。

ただ、日本海側では、きのうまでの雪で、積雪が平年の2倍以上となっている所があります。気温の上昇に伴い、山間部ではなだれに注意が必要です。また、市街地では、屋根からの落雪にご注意ください。

雪下ろし作業は必ず2人以上で

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雪下ろしなど除雪作業をされる際は、屋根からの転落を防ぐために、命綱やヘルメット、滑りにくい靴を着用しましょう。安全に雪下ろしをするための注意点は、主に次の3つです。

① 雪下ろしをする前には、雪が緩んでいないかどうか、必ず確認しましょう。雪と一緒に、つららが落ちてくることもありますので、注意が必要です。

② はしごを使って屋根に上る場合は、はしごが動かないよう、ロープなどで、しっかり固定しましょう。はしごから屋根へ移動する時は、転落しないよう、一段と注意が必要です。

③ 雪下ろしをする際は、建物の周りに雪を残しましょう。万が一、屋根から落下した場合でも、雪がクッション代わりになってくれます。

もしもの時に備えて携帯電話を持参し、家族や隣近所の方に声をかけてから、必ず2人以上で作業を行うようになさってください。