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向こう1か月は、前半を中心に冬型の気圧配置が強く、気温は低くなりそうです。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。

1週目(12月25日~12月31日)日本海側で雪の日多い

今日(23日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。明日(24日)からは、日本海側を中心に雪の降る日が続く見込みです。寒気が強まる中で、低気圧や気圧の谷の影響を受けると、局地的に大雪となる可能性が高くなります。特に25日は、風や雪の降り方が強まり、日本海側では暴風雪で大荒れの天気となる恐れがあります。風のピークは過ぎても、26日も引き続き大雪による注意が必要です。その後も、今年いっぱいは、ぐずついた天気が続き、気温も平年並みか低く、年末に向けて寒さは厳しくなりそうです。年末の帰省などで長期間、家を留守にする場合は、水抜きをしておくなど、水道凍結に注意が必要です。

2週目(1月1日~1月7日)太平洋側でも大雪の恐れ

冬型の気圧配置は、平年より強く、寒気も入りやすい見込みです。また、低気圧の影響を受けて局地的な大雪となる日もありそうです。各地域の降水量が平年より多い予想のため、太平洋側でも雪の量が多く、大雪となる恐れがあります。雪の降るタイミングによっては、大規模な渋滞となることもあるため、公共交通機関を利用するなど、年始の移動には注意が必要です。また、年明けからは気温が平年並みとなり、寒さの底は一旦抜けるでしょう。年末の寒さと比べると、寒暖差が大きくなるため、体調管理に注意して下さい。

3~4週目(1月8日~1月21日)寒さが厳しい時季に突入

冬型の気圧配置は平年通りの強さとなりそうです。日本海側やオホーツク海側は平年と同様に曇りや雪の日が多いでしょう。毎年の雪かきに慣れている人も多いかもしれませんが、屋根の雪下ろしをする際はなるべく2人以上で行い、安全を確保したうえで行うようにして下さい。気温は、寒気の影響はそれまでに比べると受けづらく、平年並みか高めの見込みです。ただ、1月の中旬以降は、平年の気温が一番寒い時季となるため、平年より気温が高めだとしても、暖かさを感じることはないでしょう。