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2021年、今年最後の満月が東京・池袋のサンシャイン60から綺麗に見られました。12月の満月の名称「コールドムーン」の文字通り、今夜も冷え込んできています。暖かくしてお過ごし下さい。

今年最後で今年最小

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19日(日)、東京・池袋のサンシャイン60から綺麗な満月が眺められました。

満月には英語圏で様々な呼び名があり、4月はピンクムーン、6月はストロベリームーンなど月ごとに呼び方が変わります。

今夜の満月は「コールドムーン」と呼ばれ、寒さが厳しい頃にぴったりの名前です。

さらに、2021年の満月としては最も地球から遠い位置になり、今年最小の満月に。

2021年で最も近かった5月26日の満月と比較すると、今回の満月は視直径で約12パーセント小さくなります。(国立天文台より)

年間で最も大きく見える満月のことを「スーパームーン」と呼びます。

一方、年間で最も小さく見える満月のことを「マイクロムーン」あるいは「ミニマムムーン」とも呼ぶそうです。

放射冷却で今夜も冷え込む

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「コールドムーン」の文字通り、今夜も冷え込んできています。

午後11時現在、東京都心では4.2度、内陸のさいたま市は2.1度、夏の猛暑で有名な群馬県館林市ではマイナス0.2度まで下がってきています。

これは「放射冷却」が強まっていることが考えられます。

「放射冷却」とは、風が穏やかで晴れている日の夜、地面近くの熱がどんどん空へ逃げてしまう現象のことです。

一方で、曇りの天気だった場合は、雲が布団のようにカバーをかけている状態になるため、地表面の熱が逃げにくく、冷え込みが弱くなります。

今夜も放射冷却が強まり、20日(月)の朝にかけて冷え込みます。

内陸では氷が張るほどの寒さになりますので、今夜もしっかり暖かくして、お過ごしください。