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あす20日(月)以降は、北日本を中心に寒気の影響を受けるでしょう。クリスマスは太平洋側を含め広く雨が雪が降りそうです。クリスマスの後は寒波が襲来し、全国的に厳しい寒さとなるでしょう。

1週目(20日~26日) クリスマスは広く雨や雪

20日~23日にかけては、北海道や東北、北陸は気圧の谷や寒気の影響を受けやすく、雪や雨の日があるでしょう。雪の量がさらに増える恐れもありますので、屋根からの落雪などには注意が必要です。関東から九州にかけては晴れる日が多くなりそうです。

24日~25日は、太平洋側は気圧の谷の影響を受けるため、広く雨が降るでしょう。24日は寒気の流れ込みが一旦弱まるため、北陸でも雨の所が多くなりそうです。25日のクリスマスは、気圧の谷の通過後に、強い寒気が流れ込み、北日本や北陸では雨から雪に変わるでしょう。関東から九州は寒気が入る前に雨がやんでしまうため、ホワイトクリスマスとはいかない見込みです。

26日からは、寒波が襲来し、厳しい寒さとなりそうです。日本海側では雪が降る所が多くなるでしょう。

2週目(27日~1月1日) 寒波襲来 元日の天気は?

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寒波は28日~29日ごろをピークに年明けにかけて日本列島に居座りそうです。日本海側では年末にかけて広い範囲で雪が続き、風も強まるでしょう。大雪や猛吹雪のおそれもあります。

太平洋側は晴れる日が多いですが、寒気の流れ込みが強く、名古屋にも雪マークのついている日があります。また空気の乾燥が続きますので、火の取り扱いには注意してください。

最高気温は、全国的に平年より低い日が多いでしょう。札幌では連日の真冬日(最高気温が0度未満)の予想です。仙台や新潟も3度以下と凍えるような寒さが続きそうです。東京は10度前後、名古屋から福岡にかけても一桁の気温となるでしょう。大掃除やお正月の準備で水を使うことも多くなる時期ですので、体調管理にはご注意ください。

2022年1月1日は、寒気の影響が続くため、日本海側は雲が多く、北陸から北を中心に雪が降りそうです。太平洋側は晴れる所が多いでしょう。初日の出は、太平洋側では広い範囲で期待できそうです。

年末年始は帰省などで普段慣れていない雪道などを車で走る機会も増えると思います。冬用のタイヤに履き替えることはもちろん、事前に天気や道路状況を確認するようにしましょう。

冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」

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この時期、車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。

① 冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。

② ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。

③ 時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。

④ 時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。

⑤ こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。

5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。