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日本海側は雪のエリアが広がり、風が強まっています。新潟で平年より17日遅く初雪となり、北海道えりも岬などでは最大瞬間風速30メートル超を観測しました。北海道や東北、北陸では、雪や風の強い状態は、13日月曜の日中も続きますので、猛ふぶき・暴風・高波に警戒してください。

新潟で初雪 北海道や東北は最大瞬間風速30メートル超

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13日月曜は、冬型の気圧配置が強まり、上空に寒気が流れ込んできた影響で、日本海側では「冬の嵐」となっています。

日本海側は北海道や東北だけでなく、北陸でも雪が降り、新潟では初雪を観測しました。平年より17日遅く、昨年より34日遅い観測で、これで北陸の全ての気象官署で初雪となりました。

また、北海道や東北では、風が吹き荒れています。午前7時までの最大瞬間風速は、北海道えりも岬で36.0メートル、山形県酒田市の飛島で30.4メートルを観測しました。

日中も「冬の嵐」に警戒

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日本海側の「冬の嵐」は、13日月曜の日中も続くでしょう。雪や風が強く、猛ふぶきや吹きだまりによる交通への影響が心配されます。また、暴風や高波にも警戒が必要です。

雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。

①防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの

暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。

②飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯

長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。

③ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン

バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。

④軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ

除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。