関東　月曜日は断続的に雨で荒れた天気のおそれ　水曜日以降はマフラーなどの準備を

関東地方は、あす土曜日(20日)までは晴れて快適な陽気。その後は雲が多くなり、月曜日(22日)は前線が通過する影響で、雨や風が強まって荒れた天気になるおそれがあります。

20日(土)　晴れて快適な陽気

あす(20日)は、日本付近は高気圧に緩やかに覆われるため、関東地方は大体晴れる見込みです。朝の気温は、北部では10度を下回る所が多く、南部も10度前後の予想ですが、日中は18度くらいまで上がる予想です。平年より2～3度高く、日中は日差しが暖かく、過ごしやすい陽気となるでしょう。

関東地方も、紅葉が見ごろを迎えている所があります。あすは天気を気にすることなく紅葉狩りを楽しむことができそうです。気温は平年より高いものの、山などでは日中でも空気がヒンヤリとします。お出かけの際は、上着を忘れずに、上手に調節するようにしてください。

21日(日)～22日(月)　天気下り坂　月曜日は前線通過で荒天のおそれ

ただ、すっきりと晴れるのはあすまでです。あさって(21日)は湿った空気の影響を受けるため、晴れ間はあるものの、雲が広がりやすいでしょう。夜になると、関東南部で雨が降りだしそうです。

月曜日(22日)は、大陸から沿海州付近を低気圧が発達しながら進み、低気圧からのびる前線が日本付近を通過するため、関東地方は荒れた天気となるおそれがあります。一日を通して雨が降ったりやんだりの天気で、前線が通過するタイミングでは雨や風が強まりそうです。傘を差していても濡れてしまうこともありますので、大きめのしっかりとした傘や、レインブーツを準備しておくと良さそうです。また、雨が強まると視界が悪くなることもあるため、車の運転にも注意が必要です。

23日(火)～　天気回復　寒さへの備えを

前線が抜けた後は、日本付近は高気圧に覆われるようになり、火曜日(23日)は日中は天気が回復する見込みです。水曜日(24日)以降も晴れの天気が続くでしょう。外出にも良い天気となりそうです。

一方、火曜日(23日)から水曜日(24日)にかけて上空1500メートル付近で0度の寒気が関東付近まで流れ込む予想です。関東は、火曜日までは平年より高い気温が続きますが、水曜日は平年並みの気温となるでしょう。その後も最高気温は15度前後の日が多くなりそうです。また、朝や夜の気温も低くなり、東京都心でも10度を下回る日があるでしょう。今シーズン、まだマフラーや手袋などを使っていないという方でも、今週末のうちに準備しておくと良さそうです。来週はこの時期らしい気温となります。体調を崩さないようにお気をつけください。