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きょう19日の夕方から宵にかけて「部分月食」が起こります。今回の部分月食では月の大部分が影に入り、「ほぼ皆既月食」のようになります。天気は東北南部や関東から九州、沖縄で晴れる所が多くなるでしょう。

きょうは「部分月食」

きょう19日の夕方から宵にかけて「部分月食」が起こります。「部分月食」ではありますが、月の直径の約98%が地球の影に入り、「ほぼ皆既月食」のようになります。

今回の月食は、16時19分頃から月が欠け始めます。ただ、北海道や東北北部を除く地域では、月食の始まりは月が地平線の下にあって見られず、月が欠けた状態で空に昇ってくる月出帯食(げつしゅつたいしょく)となるとのことです(国立天文台HPより一部抜粋)。

欠けはじめから約1時間45分後の18時3分頃には、月が最も欠けて見える「食の最大」となります。月の直径の約98%が地球の影に入り、ほぼ皆既月食の状態になりますので、全体的に赤みを帯び、わずかに一部だけが白い満月が見られるでしょう。

今回の月食は特に前半は月の高度が低いので、できるだけ東の空が開けた場所で観察してください。

天気は?

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きょう19日の夕方から夜にかけては、北海道は日本海側を中心に雪や雨が降るでしょう。東北北部の日本海側の雨は次第にやむ見込みです。

東北南部から九州、沖縄にかけてはおおむね晴れて、「部分月食」を見られる所が多くなるでしょう。北陸や関東では一時的に雲の広がる所はありますが、雲に切れ間がありそうです。

日が暮れると、グッと冷えてきますので、寒さ対策をして、観察してください。