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きょう(18日)、広島地方気象台は中国地方の1か月予報を発表しました。

それによると、シベリアからの寒気は西日本に向かって流れ込みやすく、本格的な冬の訪れは早くなるでしょう。

冬服や冬用タイヤへの交換など、早めの準備が必要です。

1週目(11月20日~26日)

一週間を平均すると、気温は平年並みになる見込みです。ただ、22日に寒冷前線が通過した後、来週の前半にはこの時季としては強い寒気が流れ込み、一足早く師走並みの寒さになるでしょう。23日から24日にかけては、山間部で初雪の降る可能性があります。

週末までは過ごしやすい陽気が続きますが、23日以降は一転して寒くなるため、体調の管理にご注意ください。

2週目(11月27日~12月3日)

大陸の高気圧は南西諸島方面に張り出し、西日本を中心に冬型の気圧配置が現れやすいでしょう。

西寄りの風と共に寒気が流れ込むため、日本海や東シナ海で発生した雨雲や雪雲は、島根県を中心に流れ込む見込みです。

山陽は東部の岡山県を中心に晴れ間が広がりますが、山口県は東シナ海から流れ込む雨雲や雪雲の通り道になるでしょう。

このため、雲の広がる日が多く、例年より雨や雪の降る日が多くなる見込みです。

上空に強い寒気が流れ込むため、気温は平年より低くなるでしょう。寒気の程度によっては、平野部でも初雪の降る可能性があります。

3~4週目(12月4日~17日)

西日本を中心とした冬型の気圧配置が現れやすく、シベリアからの寒気は東シナ海経由で中国地方へと流れ込む見込みです。

山陽では例年と同様に晴れる日が多くなりますが、山口県など西部では雲が広がりやすいでしょう。

山陰は灰色の雲に覆われ、冷たい雨や雪の降る日が多い見込みです。

山間部を中心に雪の積もる日もあるため、今シーズン初めての雪道を経験する方も出てくるでしょう。

山陰や山陽北部にお住まいの方など、早めに冬用のタイヤに変えておくと安心です。