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今週は東京都心やその周辺でも「ダイヤモンド富士」の好条件に。天気など条件がそろえば、自然が作り出す美しい瞬間に出会えるかもしれません。見られる場所や天気についてまとめました。

日の入り前の太陽がダイヤのように

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この先10日間は、東京都心やその周辺で「ダイヤモンド富士」が見られる期間となっています。

「ダイヤモンド富士」とは、富士山の山頂付近から朝日が昇る瞬間、または富士山の山頂付近に夕日が沈む瞬間に、太陽と富士山の山頂が重なって、太陽がダイヤモンドのように輝いて見える現象のことです。

上の写真はきょう13日の夕方に池袋サンシャインから撮影したものです。富士山と美しい夕日のコラボレーションが見られました。

ダイヤモンド富士が見られる日時・場所は?

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ダイヤモンド富士が見られる条件は、①富士山が東か西の方向に見える場所であること、②富士山の方角が晴れていること、の2つで、この条件がそろえば、年に2回ダイヤモンド富士が見ることができます。

ダイヤモンド富士が見られる期間と場所は、富士山と太陽の方角が一致するタイミングでそれぞれ異なります。図の中で明るい緑色で表示されている地域では、晴れていればここ10日間にダイヤモンド富士を見ることができる場所です。

あす14日の夕方も関東は晴れる見込みで、東京都心などの一部で、日没にダイヤモンド富士を見られる可能性があります。日が傾いてきたら、ぜひ富士山を眺めてみて下さい。その後、23日(火)にかけても関東では晴れる日が多く、見られるチャンスがありそうです。

参考:国土交通省 関東地方整備局HP(https://www.ktr.mlit.go.jp/chiiki/chiiki00000111.html)