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きょう9日の東海地方は、昼前にかけて、活発な雨雲が次々に通過していきました。

雨を降らせた前線は東へ離れ、この先は、晴れる日が多いでしょう。ただ、朝晩は冷える日もあり、季節は前進しそうです。

東海地方 活発な雨雲が次々と通過

きょうの東海地方は、前線が通過したため、昼前にかけて、活発な雨雲が次々と通過しました。

東海地方で雨量が多かったのは、天城山(静岡県伊豆市)や御前崎市(静岡県)で、天城山では182.0ミリ、御前崎市では127.5ミリを観測しました(きょう9日0時~15時まで)。

天城山では、平年の11月1か月分の降水量の7割程度の雨量が、きょう9日だけで降りました。

また、御前崎市の平年の11月1か月分の降水量は、134.3ミリですが、約1か月分の雨が、きょう9日だけで降ったことになります。

東海地方のその他の地域では、名古屋市で35.5ミリ、岐阜市で40.5ミリ、三重県津市で33.0ミリ、静岡市駿河区で47.5ミリでした。11月は、比較的降水量が少ない月ですが、各地で雨量がまとまりました。

2週間天気 晴れる日が多い 朝晩は冷える日も

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この先、一時的に冬型の気圧配置となる日もありますが、高気圧に覆われる日が多いでしょう。

このため、東海地方は、穏やかに晴れる日が多く、大きな天気の崩れはなさそうです。

きのう8日は、名古屋で夏日となるなど、汗ばむ陽気となりましたが、この先、寒気がたびたび流れ込む影響で、これまでよりも気温は低くなる見込みです。

日中の最高気温は、20度に届かない地域が多いでしょう。日中は、これまでよりも気温は上がりませんが、日差しの下では、過ごしやすい陽気が続く見込みです。

また、最低気温は、10度を下回る地域がほとんどでしょう。高山など山間部では、0度を下回り、冬日となる日も出てくる見込みです。朝晩は、一層寒さが増してきます。暖かい服装を心掛け、体調管理にも気をつけて下さい。

なお、高山では、17日(水)に雪マークがつきました。ちなみに、高山の初雪の平年日は11月17日ですが、今年は、平年通りに本格的な冬がやってきそうです。高山など飛騨北部では、冬用タイヤなど、冬支度は早めにしておくと安心です。