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寒冷前線が東北地方を通過する影響で、9日(火)午後は広い範囲で雨の降り方が強まるでしょう。帰宅時間帯も激しい雨や雷雨の恐れがあります。今夜遅くにかけては太平洋側中心に土砂災害や川の増水などに注意・警戒し、落雷にも注意して下さい。

雨のピークはいつ?

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12時25分現在、東北南部ではすでに活発な雨雲がかかっており、日本海にも雨雲が控えています。

この後、日本海側では夕方にかけて、太平洋側は午後9時頃にかけて雨の降り方が強まるでしょう。雷を伴い、バケツをひっくり返したような激しい雨の降る所もありそうです。特に南寄りの湿った風が山にぶつかる三陸沿岸や宮城県の栗駒周辺、岩手県の内陸山沿いを中心に雨量が多くなる恐れがあります。風もやや強まり、横殴りの雨となる所もあるでしょう。

また、帰宅時間帯も太平洋側を中心に激しい雨の降る所がある予想で、交通への影響が出る可能性も考えられます。この後もこまめに気象情報や交通情報を確認するようにして下さい。

大雨の時に危険な場所は?

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寒冷前線付近では特に雨雲が発達するため、短い時間で雨量が多くなります。川や用水路の水かさも一気に上がり、アンダーパスなども冠水する恐れがあります。これらの場所には絶対に近づかないようにして下さい。

また、雨が止んだとしても土砂災害の危険性の高い状態がしばらく続きますので、急な斜面やガケの近くにも近づかないようにして下さい。