2週間天気　数日ごとに雨雲通過　季節は足踏み　台風20号は次第に小笠原近海へ

天気が数日の周期で変化。気温は平年並みか高い日が多くなる見込み。きょう発生した台風20号は次第に北上。小笠原諸島では28日から29日頃に荒れた天気になる予想。

1週目の天気

あす26日は、低気圧が関東沖から三陸沖へ。この影響で、東海や北陸は明け方まで、関東や東北、北海道では日中も雨の所が多くなりそうです。特に関東は、朝までは沿岸部を中心に激しい雨の降る所があり、風も強まるでしょう。レインコートやレインブーツなどがあると良さそうです。

27日の後半から28日は前線が北日本付近へ。北海道から東北の日本海側と北陸は雨で、関東もにわか雨があるでしょう。前線通過に伴う寒気の流れ込みは弱く、北海道でも雪が降るのは山沿いの一部に限られそうです。

その先、いったん広い範囲で晴れますが、11月1日は雨の所が多くなるでしょう。

台風20号　次第に北上　小笠原諸島で荒天に

きょう25日午前9時、フィリピンの東で台風20号が発生しました。現時点では、まだ予想される進路に多少の幅がありますが、28日から29日頃には小笠原諸島で雨や風が強まって荒れた天気となり、伊豆諸島でも、海上は大しけとなるおそれがあります。

2週目の天気

この期間は、北の地域ほど気圧の谷や湿った空気の影響を受けるでしょう。

北海道は雨の降る日が多く、東北の日本海側や北陸も曇りや雨の日がありそうです。

関東から西はおおむね晴れる見込みですが、4日頃は気圧の谷が近づき、広く雨となる可能性もあります。

気温の傾向

ここ1週間あまり、日本付近に強い寒気が流れ込みやすい状況になり、初雪や初氷などの便りが続々と届きました。

向こう2週間は、季節が足踏みしそうです。

最高気温は、全国的に平年並みか高くなるでしょう。関東から西に加えて北陸や東北も20℃近くまで上がる日がありそうです。

最低気温も平年並みか高めの日が多いでしょう。朝の冷え込みが和らいで、これまでに比べると、布団から出るのが少し楽になりそうです。