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向こう1か月は、気温は平年より高めに経過するでしょう。ここ数日は寒い日が続きましたが、特にこの先2週間程度は寒い日が少なくなりそうです。日差しは多めで、降水量も少なめとなるでしょう。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。

1週目(10月23日~29日) 寒さは23日まで 10月上旬から中旬並みの陽気に

今日(21日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。

10月17日には稚内や旭川、網走で初雪となり、手稲山(札幌)や雌阿寒岳(釧路)、横津岳(函館)では初冠雪を観測するなど、ここ数日の北海道は急激に寒さが強まりました。21日現在も標高の高い峠などでは積雪状態となっている所があります。

しかし、この寒さも23日(土)まででしょう。24日(日)からは気温が平年より高くなりそうです。気象台からは高温に関する早期天候情報も発表されています。寒暖差が大きくなるため、農作物や体調の管理に注意して下さい。

2週目(10月30日~11月5日) 季節の歩みはゆっくりと

2週目も、気温は高めに推移しそうです。高気圧に覆われる日が多くなるでしょう。大陸の高気圧が弱く、西高東低の気圧配置となっても長続きしないため、寒気の流入は強まらない見込みです。

日本海側では平年に比べて曇りや雨または雪の日が少ない見込みです。札幌の初雪の平年は11月1日ですが、やや遅れる見通しです。季節の歩みはゆっくりとなるでしょう。オホーツク海側では、天気は数日の周期で変わりますが、こちらも平年に比べて曇りや雨または雪の日は少ない見込みです。太平洋側では、天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。

なお、気温は高めといっても、この時季となると晴れた日の朝は冷え込みが強まります。朝晩と日中との気温差が大きくなるため、服装には注意が必要です。

3~4週目(11月6日~19日) 寒気の影響を受ける日も 残った地点でも初雪に?

3~4週目は、高気圧と低気圧が交互に通り、西高東低の気圧配置となる日がある見込みです。低気圧が通過する毎に季節は深まっていくでしょう。

日本海側では、平年と同様に曇りや雨または雪の日が多いでしょう。オホーツク海側では、天気は数日の周期で変わる見込みです。太平洋側では、天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。気温は平年並みかやや高い見込みですが、低気圧の通過後に西高東低の気圧配置となると寒気の流れ込みが強まり、日本海側を中心に平地でも雪となるでしょう。札幌などでも初雪となる可能性があるため、タイヤ交換の準備をするとよさそうです。