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大分県日田市では、13日(水)も30℃を超え、1942年の統計開始以来「最も遅い真夏日」の記録に並びました。

九州は週末にかけ暑さ続く

大分県日田市では、9月26日から最高気温が30度以上の日が続いていて、きょう13日(水)で18日連続の真夏日となりました。10月になってから全日真夏日で、10月の真夏日の連続記録を日々更新しています。

また、過去最も遅い真夏日の記録は2005年10月13日の30.6℃で、その記録に並んだことになります。あす14日(木)も30℃を超える予想で、さらに記録がのびる可能性があります。そのほか、西日本は九州を中心に16日(土)ごろまで季節外れの暑さが続きますので、体調管理にご注意ください。

新しい生活様式における熱中症予防行動のポイント

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熱中症は、誰でも発症するおそれがあり、引き起こす条件は、大きく3つ挙げられます。

1つめは「環境による条件」です。その日の気温が高いだけでなく、急に暑くなった日や、熱波の襲来も危険です。また、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いといった気象条件も、熱中症を引き起こします。締め切った室内や、エアコンがない所といった環境も、熱中症には特に注意が必要です。

2つめは「体による条件」です。高齢者や乳幼児、体に障害がある方は、周りの方が特に気をつけてあげてください。肥満や持病(糖尿病、心臓病、精神疾患など)のある方も、熱中症にかかるリスクが高まります。低栄養状態、脱水状態の方は、体にこもった熱を、効率良く体の外へ逃がせなくなるおそれがあります。二日酔いや寝不足などの体調不良でも、熱中症にかかりやすくなってしまいますので、ご注意ください。

3つめは「行動による条件」です。激しい運動をしたり、慣れない運動をしたりすると、体内で熱が発生しますが、その熱が体の中にこもったままだと、熱中症にかかりやすくなります。長い時間の屋外作業や、水分補給がしにくい状況も、熱中症を引き起こす原因になりますので、十分お気を付けください。