あす12日(火)は前線の影響で広く雨。前線の北側は秋の涼しい空気で、東京の最高気温は22℃の予想。季節を進める雨に。
前線停滞 九州から東北で雨
あす12日(火)は、九州から関東付近に前線が停滞するでしょう。九州北部から近畿は雨が降りやすく、雷を伴う所もありそうです。東海は断続的に雨、関東は昼頃から広い範囲で本降りの雨となり、雨脚が強まることもあるでしょう。家を出る時に雨が降っていなくても、雨具をお持ち下さい。北陸と東北南部は、一日を通して雨が降る見込みです。
また沖縄は台風18号の影響で、石垣島など先島諸島を中心に海は大しけとなるでしょう。高波に警戒が必要です。また局地的に激しい雨が降り、風が強く吹くでしょう。
関東など 急にヒンヤリ
九州から関東に停滞する前線は季節を分けるものです。南側は「夏」の空気、北側は「秋」の空気で、気温の傾向が変わります。
あす12日(火)の最高気温は、沖縄や九州から近畿では30℃くらいまで上がる所が多く、この時期としては高いでしょう。湿度が多く、ムシムシと感じられそうです。東海は、日中の気温の上り方は鈍いですが、25℃を超える所がほとんどでしょう。
一方、前線の北側「秋」の空気に包まれる関東や北陸、東北南部は、きょう11日(月)よりもグッと下がるでしょう。東京都心のきょうの最高気温は29.3℃(午後4時まで)と、真夏日一歩手前の暑さでしたが、あす12日(火)は22℃の予想です。平年並みの気温で、その差は約7℃。仙台の最高気温は15℃の予想で、11月中旬並み。急に冷えるでしょう。
北よりの風が吹いて、いっそうヒンヤリと感じられます。日中は気温がほとんど上がりませんので、朝にちょうど良いと感じる服装でお出かけ下さい。
気温と服装の目安
日ごとの気温差や朝晩と日中との気温差で、服装選びに迷う時期です。「気温と服装の目安」や服装指数も参考になさって下さい。
ジェーン・スー
北原みのり
田村耕太郎
