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きょう6日(水)未明に、岩手県沖を震源とする地震で青森県階上町で震度5強を観測する地震が発生しました。ここ1週間(2021年9月29日11時~2021年10月6日11時)で、震度1以上の地震は33回、そのうち震度3以上の地震は8回でした。

ここ1週間の地震回数

上の図は、全国で、ここ1週間に震度1以上を観測した地震の震央を示したものです。ここ1週間(2021年9月29日11時~2021年10月6日11時)は、震度1以上の地震を33回観測しました。そのうち震度3以上の地震は8回でした。

6日未明に青森県で最大震度5強

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きょう10月6日(水)2時46分頃には、岩手県沖を震源とするマグニチュード5.9の地震があり、青森県階上町で震度5強、青森県八戸市や南部町、岩手県盛岡市で震度5弱を観測しました。

その後、7時33分頃にも岩手県沖を震源とするマグニチュード4.0の地震があり、青森県青森南部町、階上町で震度2の地震を観測しました。

岩手県沖の地震で揺れの大きかった地域は1週間程度注意

揺れの強かった地域では、落石や崖崩れなどの危険性が高まっていますので、少しの雨でも注意が必要です。

また、気象庁は地震発生後1週間程度は、最大震度5強程度の地震に注意するよう呼びかけています。特に、地震発生後2~3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあります。

地震に備えて

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いつ発生するかわからない地震に備えて、日頃から身の回りの安全を確保するようにしておきましょう。

①ハザードマップを確認して、土砂災害や液状化現象の危険性の高い場所を確認しておいてください。国土交通省や各自治体のホームページなど、インターネットからハザードマップを入手することが可能です。ハザードマップは随時更新されますので、定期的に確認するようにしましょう。地盤によって揺れる大きさが変わります。「地震のゆれやすさ全国マップ」を確認して、心づもりをしておきましょう。

②家具の転倒を防ぐ対策をしましょう。特に、寝室の安全はしっかり確保してください。普段寝ている場所に寝転がり、家具が倒れてきたり、ものが落ちてきたりしないか確かめておきましょう。

③万が一に備えた非常用グッズをリュックにまとめておきましょう。非常用グッズの使用期限や消費期限は定期的に確認しましょう。避難時に必要なものは、日頃からリスト化しておくと便利です。地震による停電や通信回線が集中してもいち早く正しい情報を入手できるようにしておくことが大切です。情報をいつでも入手できるように、電池式のラジオを用意しておきましょう。緊急警報放送に対応しているラジオは、緊急時に自動的に電源が入るようになっています。