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きょう6日の夜は西日本を中心に「きぼう」/国際宇宙ステーション(ISS)を見られるチャンスです。時刻や観測のポイント、今夜の天気をまとめました。

見られる地域や時刻は?

国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設。「きぼう」はその中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。

上の図はきぼうが見え始める時刻と最大仰角(最接近)時の方角です。九州から関東、北陸で18時56分頃から観測のチャンスがあります。見え始めから見え終わりまでは、4分程度です。

(沖縄や東北、北海道は最大仰角が30°未満と低いため、周辺のビルや木等に隠されたり、大気による減衰を受けて暗くなったりするため、見えにくくなります。)

明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。スマートフォンなどで動画の撮影もオススメです。光がスーッと動いていく様子をとらえることもできます。

今夜の天気は?

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今夜は九州や四国、山陽、近畿はおおむね晴れて、きぼうを見られる所が多くなりそうです。山陰は雲の多い天気でしょう。東海は雲が広がりやすいですが、雲の切れ間がありそうです。関東や北陸は雲に覆われるでしょう。