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関東地方の北部で、局地的に雷雲が発生しています。関東地方は、今夜2日(土)からあす3日(日)明け方にかけて、雷を伴って激しい雨が降る所があるでしょう。雷雲の周辺では、竜巻などの突風が発生することがあります。

関東 今夜2日(土)~あす3日(日)明け方 局地的に雷雨や激しい雨

3日(日)朝にかけて、関東地方の上空5500メートル付近に、マイナス12℃以下の寒気が流れ込むでしょう。このため、大気の状態が非常に不安定になる見込みです。所々で雨雲が発生し、雷雲にまで発達しやすいでしょう。

関東地方では、今夜2日(土)から3日(日)明け方にかけて、局地的に雷が鳴り、激しい雨が降る見込みです。雷雲の周辺では、雹(ひょう)が降る恐れもあり、竜巻などの激しい突風が発生することがあります。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物の中に移動するなど、安全確保に努めてください。

雷は、大気中で大量の正負の電荷分離が起こり、放電する現象です。放電する際に発生する音が雷鳴で、光が電光です。雲と地上の間で発生する放電を対地放電、つまり落雷といい、雲の中や雲と雲の間などで発生する放電を雲放電といいます。

雷が近づいたら 家の中でやるべきこと

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雷雲が近づいた場合、家の中にいても、身を守るためにやっていただきたいことが2つあります。

1つめは、窓から離れて、家の中央に避難することです。雷が鳴る時には、突風が吹くこともあり、突風によって窓ガラスが割れる恐れがあります。雷が鳴っているかどうか、外の様子が気になるかもしれませんが、窓やカーテンはしっかり閉めて、窓から離れましょう。特に、大きなガラス窓の下や周囲は、大変危険ですので、絶対に近づかないでください。

2つめは、雷が近づいたら、家電製品のコンセントを抜くことです。雷が落ちると、パソコンなどが故障する場合がありますが、それを防ぐのは簡単です。コンセントを抜くだけで、雷から家電製品を防護できます。

雷の音が聞こえなくなっても、20分くらいは、むやみに外に出ないでください。