メイン画像
メイン画像

東海地方は、この先、高気圧に覆われて秋晴れの日が多いでしょう。

ただ、30日(木)~10月1日(金)は、台風16号の影響で広い範囲で雨が降り、風も強まりそうです。今後の情報に十分注意して下さい。

台風16号 雨の影響は?

画像A
画像A

大型で非常に強い台風16号は、きょう27日15時現在、沖ノ鳥島近海にあって、北北西へゆっくり進んでいます。あす28日には、「猛烈な」台風へと発達する予想で、勢力を維持したまま、この後も北上を続ける見込みです。30日には、やや勢力を弱めるものの、「非常に強い」勢力のまま、10月1日(金)に、関東沖へと進む可能性が高くなってきました。

東海地方の天気は、30日(木)から台風16号の影響を受ける地域がありそうです。

三重県南部では、台風が離れていても東寄りの湿った空気が吹きつけるため、30日(木)の午後から雨が降りやすいでしょう。

30日(木)の夜から10月1日(金)の午前中は、台風の北上に伴い、台風の外側の雨雲が東海地方にもかかり、広い範囲で雨が降るでしょう。1日(金)の昼頃には、雨の止んでいる地域が多くなりますが、静岡県では午後も雨が残る見込みです。

なお、活発な雨雲がかかるのは、静岡県の東部や伊豆で、雨の降り方に注意が必要です。

台風16号 風や波の影響は?

画像B
画像B

30日(木)は、三重県南部や静岡県の沿岸の地域を中心に、東寄りの風が強まるでしょう。

台風の北上、通過に伴い、10月1日(金)は、広い範囲で、北から北西の風が強まる見込みです。

台風の中心は東海地方からは離れていますが、強風への注意が必要です。屋外で飛ばされそうなものは、屋内へ移動したり、固定するなどして、今のうちに対策をしておくとよいでしょう。

また、太平洋沿岸の地域や海上では、うねりを伴った高波に、今から注意が必要です。台風が遠ざかり、天気が回復してからも、油断をしないよう気を付けて下さい。

なお、台風の進路次第では、雨・風が強まる恐れがあるため、最新の台風情報をこまめにチェックするようにして下さい。