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きょう21日(火)は中秋の名月で、8年ぶりに満月の日付と一致しました。東京都心でも綺麗なお月さまが望めました。

8年ぶり 中秋の名月&満月

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きょう21日(火)は中秋の名月です。そして8年ぶりに中秋の名月と満月の日にちが重なり、東京都心でも綺麗なお月さまが望めました。

ただ、はっきりとした満月が見られたのは午後8時ごろまでで、東京都心の月の出(午後6時7分)からおよそ2時間後に、月はだんだんと雲に隠れてしまいました。

満月ばかりが名月ではない?

中秋の名月とは、旧暦の8月15日の夜に見える月のことで、中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったといわれます。

農耕行事の一つで秋の収穫を祝うことから「芋名月(いもめいげつ)」と呼ばれることもあり、月に見立てたお団子だけでなく、里芋やさつま芋が供えられることもあります。

そんな中秋の名月ですが、実は満月の日付が同じになるとは限りません。

①中秋の名月は旧暦の日付(新月からの日数)で決まるが、満月は、太陽、地球、月の位置関係で決まる

②月の公転軌道が楕円形であり、新月から満月までにかかる日数が13.9日から15.6日と大きく変化する(国立天文台より一部抜粋)

以上の要素から、中秋の名月と満月がずれることがよくあるのです。

来年(2022年)と再来年(2023年)も中秋の名月と満月の日付が重なりますので、お月見ができなかった方は、来年に期待しましょう。

月にかかる雲は、やがて雨雲やカミナリ雲に

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あす22日(水)は、日本海にのびる前線が日本列島に近づく見込みです。

また、前線に向かって湿った南風が流れ込むため、広い範囲で大気の状態が不安定になるでしょう。

九州や中国地方、四国は、朝のうちは一部で激しい雨や雷雨がありますが、日中はだんだんと天気が回復する見込みです。

近畿や東海、関東甲信は雨が降ったりやんだりで、急な激しい雨や雷雨に注意が必要です。

北陸、東北、北海道は天気が下り坂で、午後は雨や雷雨になるでしょう。特に北陸は、短時間で道路が冠水するほどの激しい雨が降る所もありそうです。

沖縄も日差しは控えめで、通り雨の所があるでしょう。

なお、日中は南風の影響でグングン気温が上がり、東北でも真夏日になる所があるでしょう。

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がありますが、クライマックスを迎えるように暑さが戻ります。熱中症にはくれぐれもご注意下さい。